腎経(じんけい):生命エネルギーの源

腎経は、生命力(精)を蓄える根本的な経絡で、成長・発育・老化・生殖・骨や髪の健康などに深く関わっています。東洋医学では「先天の精」を宿す場所とされ、慢性的な疲れや老化のサインが現れるときに注目される経絡です。冷えや体力低下にも密接に関係します。
腎経(足少陰腎経)
経絡の流れ(イメージ)
経絡の流注(経絡の流れ)
腎経は足の裏(湧泉)から始まり、内くるぶしを通って脚の内側を上り、下腹部・胸部・喉を経て舌の根まで達します。体の中心軸に近い深部を流れる経絡で、「精(エネルギー)」の循環ルートとして全身の活力を支えています。
関係する臓腑
膀胱、腎、骨、乳房、生殖器
不調が出やすい症状
足腰の冷えやだるさ、耳鳴り、難聴、頻尿や夜間尿、性機能の低下、白髪や脱毛、骨粗鬆症、不妊、慢性疲労などが腎経の弱りと関係します。老化のサインが出やすいときにも要注意です。
セルフケアの方法
体を冷やさないよう、特に「足元・お腹・腰」を温めることが大切です。黒豆・山芋・クルミ・黒ゴマなど「腎を補う食材」を意識し、早寝早起きや過労の回避も重要です。足湯や腎経のツボ押しも日常的に取り入れたい習慣です。
おすすめのツボ
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湧泉(ゆうせん):足裏の中央付近、腎のエネルギーを高める起点。
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太渓(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間、冷えや疲れに効果的。
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腎兪(じんゆ):腰部(第二腰椎の左右)、腎の働きを高める要穴。
これらは腎の活力を補う代表的なツボで、毎日軽く押すことで体の底力を支えてくれます。
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